本年(2009年)8月になって、ドイツ、フランスが、昨年(2008年)秋から始まった世界同時不況から、ようやく抜け出しました。日本も、それらの国に続きましたが、失業等の問題は、いまだに解決されていません。楽観は禁物である、との観測も出ています。
しかし、そんな深刻さの中でも、ハイブリッドカーの売り上げは、好調で、本年(2009年)春頃に購入契約を結んでいたとしても、実際に購入した車が手元に届くのは、翌年(2010年)になると言われています。それだけ、需要量が大きく、生産量が追いつかない状況になっています。
また、近年のエコロジー意識の高まりから、CO2排出の大きな要因と考えられている自動車の排気ガスについて、消費者も非常に敏感になっている、とも言えるでしょう。
では、ハイブリッドカーとは、どういう自動車なのでしょうか?
まず、ハイブリッドを英語表記にすると、「HYBRID」になり、意味としては、「二つのものを掛け合わせたもの」になります。
その名の通り、ハイブリッドカーとは、従来のガソリン自動車と電気自動車の要素を掛け合わせたものになり、エンジンがガソリンで動作し、モーターが電気で動くようになっています。そのため、充電が必要ですが、家庭用コンセントから、充分供給可能になっています。
さらに、短い距離や減速時には、ほとんど電気モーターのみで走り、長距離や高速時には、ガソリンエンジンと電気モーターの両方で走行し、従来のガソリンカーよりも、CO2排出量を半分以下に減少させることができます。また、上記で述べたように、ハイブリッドカーは、ガソリン半分、電力半分で走行可能な自動車であり、ガソリン代などの燃費も、従来のガソリンカーに比べれば、非常に安く抑えることができます。
このように、たとえ不況下であっても、ハイブリッドカーに、人気が集まるのは、地球環境に優しい車である、と同時に、財布の中身にも親切な車である、と言うことができるでしょう。
なお、環境を念頭においた自動車は、ハイブリッドカーの他に、電池式電気自動車、水素燃料電池自動車、アルコール燃料電池自動車等があります。