毎年、春と夏がやって来ると、紫外線が気になる季節です。紫外線は、肌のシミやソバカス、あるいは、皮膚がんの原因にもなり、最近ではUVカットと称し、外出の際に使用する、色々な商品が開発されています。
しかし、紫外線を浴びるのは、外出の時ばかりではありません。室内に居ながらも、自然と浴びてしまいます。では、一体、室内のどこから入って来るのでしょうか?
ここまで、お読みいただいた方なら、すでにお分かりかもしれません。それは、窓になります。
紫外線は、太陽光の中で、赤外線、遠赤外線と同様、人間の目には見えない光の波長になります。赤外線の類が、熱を伝える働きをしますが、紫外線は、化学的な作用をもたらします。そのため、殺菌消毒などの有効な利用方法もありますが、人間が、長時間浴び続ければ、悪影響を受けます。
そのため、暑い日差しの中で、長い時間皮膚をさらすことは、冒頭で申し上げたように、シミやソバカス、あるいは、皮膚がんを引き起こす原因になってしまいます。
しかし、近年のUVカットから、外出時に紫外線に気をつける人は増えていますが、室内での危険性、特に、自分の住まいでの危険性については、それほど注意が向けられていないかもしれません。
住まいは、生活の中心地であり、リラックスの場所でもあります。窓から入って来た紫外線の中で、長時間、肌をさらしてしまうのは、ある意味、致し方のないことかもしれません。けれども、人体への悪影響を鑑みるなら、窓の紫外線対策も、重要になるでしょう。
ここまでのページで、窓は、省エネ対策にも通じるとお話しました。それとともに紫外線カットを行えば、健康被害の防止にもなります。
さらに紫外線は、化学的反応を引き起こすため、カーテンや家具などを痛めやすく、装飾品の劣化をもたらすとともに、室内空間の清廉さを損なう恐れもあります。
また、紫外線は、その波長から、昆虫を呼び寄せます。街灯等に、昆虫が集まっている様子を見たことがあるかと思いますが、まさに、この習性の元が、昆虫が紫外線に反応している証拠です。しかも、人間には見えなくても、昆虫には、紫外線を見ることができます。
こうして来ると、ひと口に窓、と言っても、十分に施すことによって、色々と有益なものを手に入れることができる、と言えるでしょう。