かしこい省エネ対策マニュアル

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室内温度は窓が左右する

見落とされがちな窓

地球温暖化防止は、約20年程前から、科学者を中心に提唱され、90年代初めになって、国際会議が開かれるようになりました。そうして、1997年に京都議定書が議決され、具体的な数値目標として、CO2削減比率を参加各国毎に法定化し、2005年に、正式に発効されました。

日本は、京都議定書の中で、CO2削減マイナス6%と義務付けられ、それに合わせるように、様々なCO2削減対策が施されました。エアコンなどの利用方法、あるいは、オール電化住宅等は、住まいで自家発電を推進する、典型的な例になるでしょう。

しかし、そういう住まいにおいて、大事な点が、ひとつ忘れられているように思います。エネルギーの過剰消費の原因は、何も、電気等の資源エネルギーを直接的に利用することばかりではありません。いわば、間接的なものが、多大な原因にもなっています。

それが、「窓」です。 
 

夏場の窓対策が重要

端的に言えば、窓は、室内温度を左右する、主要な要因になっています。特に、夏においては、窓からの日差しが、室内温度を上昇させます。

実に、建物全体で、夏場の太陽熱の71%が窓から入り、自然とエアコン使用率を高めています。この太陽熱の主要な元が、赤外線になります。

皆さんの中には、赤外線ヒーターを利用した人もいるかもしれませんが、赤外線とは、まさに熱と深い関係を持った光になります。人の目には見えませんが、しかし、感じることが可能であり、人が一番暑いと感じてしまう光の波長になっています。

そういう赤外線が、窓を通して侵入し、暑い夏に、さらに、暑さの感覚を増進させます。遮ることをしなければ、暑さを過剰に感じ、エアコン効率を悪くし、電気代などのコストはもちろん、CO2排出に関しても、言ってしまえば、野放しのようになります。

このように、室内温度は窓から射し込む日光を遮ることによって、変化します。住宅は、早々変えられるものではありません。その中で、できるだけコストをかけず、かつ、省エネ対策を施すには、既存の窓が重要になります。

夏の日差しから遮るには、まず、窓からすることをおススメします。  

 
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